スクリーン/村上キャンプ
読む度5リットルは泣いてしまう村上キャンプさんの「スクリーン」について。
一般企業の経理として働く「野々宮和央」(カズ)と新進気鋭のイケメン♡俳優の「夏目基」(モトキ)のカップルのお話。
二人は幼なじみで、地元から駆け落ちして東京で一緒に暮らしています。
物語はカズの視点で始まります。
カズはとにかくモトキにベタ惚れで、誕生日に自分の顔が入ったロケットペンダントを渡したり(そして自分もモトキの顔が入ったロケットペンダントを買っている)、モトキが忙しくて顔を合わせられなくなると洗濯前のパンツを持って来て○○○したり…。
モトキの様子が淡泊なのはカズの重い愛にヒいているんじゃないか??という印象すら抱きます。
売れっ子俳優の「及川歩」が出てきて話が大きく動きます。
オフの日に二人が住んでいる家に遊びに来るのですが、そこで事件が…!
事件のあとモトキ視点でカズとの思い出が描かれるのですが、ここでモトキもカズの事をちゃんと好きなんだと判明します。
6歳の頃にカズが気になって10歳の頃に恋心を自覚し、15歳で付き合い始めて24歳の現在…
こんなに長い間好きな人と愛し合うってなんて尊いんだろう!
この過去パートの後は是非読んで頂きたいです。
一言で表すと「多幸感」…。
語彙力ないからこれしか出てきません!
他に収録されているのは歩の話とモトキ視点のラブラブな話です。
カバー裏まで大変美味しく楽しめます♡
村上キャンプさんのマンガはコメディタッチだけど、お話の作りがちゃんとしていて関心してしまいます(誰目線)
ネタバレ防止で後半がふわっとしてしまいました。
波乱はあるけど大団円!超ハッピーエンド!って感じで癒やしを求めてBL読むタイプの方にはオススメしたいです。